―いつだって、ぼくらはヒーローを待っている―

2021_100nengo_osatu-2 渋沢栄一を詳しく知らない人でも、渋沢が設立に携わった企業の名前を聞けば、その凄さに驚嘆するかもしれない。そこには、現在日本経済を代表する大企業の名前がずらりと並ぶ。その他社会貢献活動や、学校の設立にも携わった。「渋沢は一人の人間にできるとはとうてい思えないほど多くの業績を残した」とフランス文学者 鹿島茂氏は『渋沢栄一(別冊太陽)』(平凡社、2021年刊)で述べている。
3年後の2024年に、新紙幣が発行される。
新一万円札は「渋沢栄一」、新五千円札は「津田梅子」、そして新千円札は「北里柴三郎」だ。この3人に共通するのは、明治以後日本近代化の中で、経済・教育・医学の分野で、国の基盤となる大きな業績を残したことではないだろうか。明治維新後世界に船出した日本は、様々な試練の中でもひたすら前進しなければならなかったであろう。
今世界は、1年に及ぶコロナウイルスとの闘いが続いている。もし彼ら3人が現代にひょっこり現れたら、とふと思う。なにか勇気がもらえるような言葉をかけて欲しい。今回の特集では、日本・世界と「お札に顔がのった人生」を追いかけてみたい。そこに、何かを発見できるような気がしてならない。


☆書架脇のコーナー☆


2021_100nengo_osatu-3 特別企画として「私は、この人にお札になってほしい!」アンケートコーナーを設置しています。
ぜひご参加ください。

※注意※
国内外問わずご記入いただけます。ただし、今回はご存命の方はご遠慮下さい。