2000年代以降、韓流ドラマを皮切りに、映画、音楽、食べ物など様々な韓国文化が日本で流行を生み、2018年に翻訳出版された『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョナムジュ著、斎藤真理子訳、筑摩書房)は韓国文学ブームの火付け役となりました。
そしてついに今年2024年、ノーベル文学賞に韓国の作家ハン・ガンさんが選ばれました。ノーベル文学賞の受賞は、韓国人として、そしてアジア女性として初めてのことです。今や韓国文学は日本だけではなく世界的にも大きな注目を集めています。
今回のトレンド・ボックスでは、ハン・ガンさんをはじめ現代を代表する韓国文学作家の小説やエッセイ、作品の背景を知るための歴史、社会、文化の本をご紹介します。
(期間:令和6年10月31日~11月末頃)