画像PDFファイルと翻刻PDFファイルの一部公開を始めました。
 公開中の資料は次のとおりです。
 

  1. 平家物語 (ヘイケモノガタリ) 12巻
    米沢本と称される室町時代の写本。漢字平仮名交じりの8行で書かれる。平家物語の語り(平曲)が最も盛んな時代の姿を残す写本として、冨倉徳次郎著『平家物語全注釈』の底本に利用されている。
  2. 先祖由緒帳 (センゾユイショチョウ)
    米沢藩の中級家臣団である三手組(御馬廻組・五十騎組・与板組)の各家臣が提出した先祖の由緒書を纏めたもの。西尾市の岩瀬文庫にも3冊セットあり。
  1. 管見談 (カンケンダン)
    米沢藩が家臣団に意見を募集した際に提出された建言書。序論・士人・農人・町人にわけ政策を述べ、これまでの藩政を批判している。著者の立遠は父の罪に連座していたが、この意見書が認められ、御記録所係に登用された。
  2. 翹楚篇 (ギョウソヘン)
    上杉鷹山の側近であった莅戸善政が著した鷹山の事蹟録。鷹山の長男・顕孝に藩主教育のため贈ったもの。明君録として多くの写本が作成され、各地で写本が確認されている。本書は米沢新田藩主上杉勝道の筆写本。
  3. 先祖由緒帳 (センゾユイショチョウ)
    米沢藩の中級家臣団である三手組(御馬廻組・五十騎組・与板組)の各家臣が提出した先祖の由緒書を纏めたもの。西尾市の岩瀬文庫にも3冊セットあり。
  4. 農家伍什組合掟書 (ノウカガジュウクミアイオキテガキ)
    享和元年(1801)、木版印刷して農民に配布された掟書。五人組、十人組、一村、組合村が相互扶助するよう通達している。
  5. 商戸伍什組合掟書 (ショウコゴジュウクミアイオキテガキ)
    享和元年(1801)、木版印刷して城下の町民に配布された掟書。五人組、十人組、町内が相互扶助するよう通達している。
  6. かてもの (カテモノ)
    米沢藩が飢饉に備え、糧(かて)となる野草類をいろは順位に列記し、調理法・食べ方を記したもの。木版印刷して領内に配布し、天保の飢饉の際に役立ったといわれる。

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