会期:2023年4月15日(土)~28日(金)
場所:よねざわ市民ギャラリー(ナセBA1階)

米沢市南原の芸術の杜に「よねざわ・福王寺・夢・アート・スタジオ」を構える日本画家福王寺一彦氏は、世界遺産高野山金剛峰寺の新別殿に16面の襖絵を奉納します。弘法大師 空海の誕生1250年にあたる今年6月に公開される予定です。高野山金剛峰寺の特別協力により、奉納に先立ちここ米沢で8面の初公開が叶いました。この襖絵の制作にあたり、福王寺氏は「弘法大師が歩いた道を自分で歩いて、青い世界に太陽や月、山、川、帳、蛍などを描き自分の集大成の絵としたい。」と語っています。米沢の「芸術の杜」(山のアトリエ)、香川県櫃石島にある「ひついし福王寺・夢・アート・スタジオ」(海のアトリエ)と東京の拠点を行き来しながら完成した襖絵には、時空を超えた普遍的な生命の連なりや自然に生かされてきた小さな存在たちの奇跡が込められています。本展では、襖絵の展示を軸として、米沢在住の作家たちの「いのりのアート」を当ギャラリーのアートプロジェクト(ARTS MEET OKITAMA)の若手作家たちの作品が一同に会します。

福王寺氏によるオープンアトリエでの公開制作(第9展示室)・・・会期中毎日
 南原のアトリエを市民ギャラリーに移し、金剛峯寺奉納の襖絵の最終仕上げを行います。貴重な機会となりますので、是非ご来場いただき、世界遺産に奉納される襖絵完成の目撃者になっていただけたら幸いです。
   ※不在となる時間も場合もありますのでご了承ください。

展覧会チラシはこちら(クリックするとダウンロードできます)