第3期「一雪に描かれた郷土玩具たち」
米沢の創作こけし作家であり、郷土玩具収集家でもあった栗林一雪の絵画作品と、作品に描かれた郷土玩具を紹介します。
どこか懐かしさも感じさせる郷土玩具は、単純な造形の中に、人々の願いや祈りといったあたたかさを秘めています。そんな素朴であたたかい郷土玩具を独自の表現で描いた一雪の絵画作品の世界をお楽しみください。
会期:10月24日(金)~令和8年1月22日(火)
場所:よねざわ市民ギャラリー エントランス、共有スペースほか
河童洞コレクションについて
民芸研究家山中登氏のコレクションを母体として、栗林一雪が収集した全体で1000点以上に及ぶコレクション。自宅隣の白壁民家風の建物「 河童洞」 にて公開し、全国から郷土玩具愛好者らが訪れてその目を楽しませていました。このコレクションは、平成21年度にまとまった形で米沢市に寄贈され、現在は米沢市上杉博物館で保管しています。




展示作品
「郷土玩具の図」 栗林一雪 紙本著色 制作年未詳
「虎張子」 産地不明
「忍び駒」 岩手県花巻地方
「八幡駒」 青森県南部
「金ベコ」岩手県花巻
「三春張子 兎」 福島県三春
「目無しだるま」 福島県白河
「瀬ノ上だるま」 福島県信夫郡瀬の上
「酒田獅子頭」 山形県酒田
「三角だるま」 新潟県阿賀野
「鳥ぬいぐるみ」 岐阜県高山
「八幡起き上がり」 石川県金沢
「岡村天神人形」 神奈川県横浜
「ふぐ笛」 山口県下関
「たい車」 鹿児島県鹿児島
「馬乗り猿」 長崎県古賀
「きじ車」 福岡県みやま、熊本県人吉地方、大分県玖珠
「張子の鳥」 沖縄県沖縄
※作品は全て米沢市上杉博物館所蔵。
展示の様子



*作品には触らずにご鑑賞ください。また、作品の前での飲食などはご遠慮ください。
過去のオープンギャラリー

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