戊辰戦争から150周年
歴史小説を多く書いた、小説家シュテファン・ツヴァイクは、「歴史はいつでも敗者に背を向けて、勝者を
正しいとするものだということを忘れてはならない」(「マゼラン」)と言う。
戊辰戦争が、その後の日本のあり方を決定づけた、重要な歴史上の分岐点であったことを思うと、歴史には存在しない“もしも”が心をかすめる。
少なくとも、この奥羽(東北)では、まだ戊辰は続いている。そんなふうに思うのは、単なる感傷だろうか。
しかしこの感傷も、さまざまな角度から、もう一度戊辰戦争を振り返るチャンスとすれば、さっそく本を手に取るべきではないだろうか。
150年前に、31の藩が奥羽越列藩同盟として、結集した。それぞれの藩の事情で、同盟は変化を余儀なくされたが、150年後の今、もう一度あの戦いを振り返りたい。何のために戦ったのか、何を失い、何を得たのか。ぜひ本の中から見つけて頂きたいと思う。
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☆書架脇のコーナー☆
①どこでどんな戦が行われていたか、ジオラマを制作しました。ぜひご覧ください。
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②『真の武士であることを求め続けた男たち』としまして、“新選組” に関する本をあつめております。
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③『あなたにとって真のサムライは?』としまして、人気投票を
おこなっております。ぜひ、みなさんのお好きなサムライに1票、
投票をお願いします。