令和7年度夏、市立米沢図書館では、置賜圏内に在住・通勤している高校生ボランティア、ティーンズサポーターのみなさんに図書館のお手伝いをしてもらいました。おすすめ本のPOP作成、修理体験、出張おはなしかいでの読み聞かせなど、初めての体験で戸惑う様子もありましたが、楽しく活動いただけたようです。一緒に図書館を盛り上げたいという高校生たちの思いが感じられ、有意義な活動となりました。

 活動の中でティーンズサポーターのみなさんには、中高生へおすすめしたい本の推薦と、そのPOPの作成をお願いしました。苦戦しながらも、それぞれ個性の光るすてきなPOPができあがりました。トレンドボックスの一面を使って、そのPOPとおすすめの本を展示しています。高校生たちがどんな本を選んだのか、どんな思いを込めておすすめしたのかをご覧いただければと思います。

 また、トレンドの一部では「高校生直木賞」の候補作品と大賞作品も展示しています。「高校生直木賞」は、直近一年間の直木賞の中から、全国の高校生が話し合いで大賞を選ぶ文学賞です。大賞となった作品は、いったいどんな所が若者たちの心に響いたのでしょうか?そんなことを考えながらの読書も楽しいかもしれません。