2人に1人ががんになるという時代、がんは身近な病気です。家族はもちろんのこと、職場、学校等にも患者さんがいることはめずらしいことではないと思われます。
 今回「身近にがんを考える」というテーマで、がんという病気の基礎知識、患者さんの食事、就労、経済面、心のケアなど、さまざまな場面に対応できる本を集めてみました。そして今回は国立がん研究センターから『がん情報ギフト』として借り受けた本を館内でご覧いただくことができ、がんに関する基礎的な情報のパネル展示もしています。是非、この機会にご利用ください。
 身近なことでありながら、なかなか近づきがたいがん。これらの情報が少しでもがんを身近な存在として考える一助となり、またこれからの生活に役立てていただければと思います。