わが国には芥川龍之介賞や直木三十五賞に代表される文学賞をはじめ、新聞社・出版社・地方自治体・各種団体などが主催する文化・学術賞など本にまつわる賞が数多くあります。本好きな方はもちろん、普段本を読まない方でも受賞作品や作家の名前がテレビや新聞・雑誌等で取り上げられることで、それらの賞の存在を知るのではないでしょうか。
  賞の対象範囲は様々であり、作家としてプロか否かによっても応募できる賞が違います。また、選考する委員もプロばかりではなく、本屋さんで働く書店員さんたちが選ぶ「本屋大賞」などもあります。こういった全ての賞は、作家の才能から生れ出たものへの称賛の証であり、読書文化への貢献と言えるでしょう。
 さて、特集コーナー3では「受賞作総ざらい2023」と称して、主な受賞作をご紹介いたします。普段読まない作家の作品との出会いや、読み逃してしまった作品との再会を存分にお楽しみください!

特集期間:2/23(金・祝)~4/24(水)