苦しいこともあるだろう。

云(い)い度(た)いこともあるだろう。

不満なこともあるだろう。

腹の立つこともあるだろう。

泣き度(た)いこともあるだろう。

これらをじっとこらえてゆくのが

男の修行である。

これは、太平洋戦争の連合艦隊司令長官「山本五十六(いそろく)」の数ある名言のひとつで、「逃げ出さず」「愚痴をこぼさず」「弱音を吐かない」といった、まさに男のあるべき姿を言葉に表したものと言われています。そうした我慢を重ねながらやるべきことを行い、切磋琢磨することにより己を磨いていく、それが「男の修行」であると。

今の時代、「修行」の使い方を間違えれば多くの弊害を生みかねないように思えますが、日々様々なことが起こり、心が折れそうになる時に、この「男の修行」を読むと励まされる!という男性も少なくないのでは。

一方、「男なのだから」という固定概念やプレッシャーによって生きづらさや不便さを感じる人も多く、「男らしさ」の呪縛から逃れられない現状もあるようです。

「人生は修行の場である」とよく耳にします。でも、少しだけ肩の力を抜いて、自分らしく生きていけたらどんなに素敵なことでしょう。そう思っている貴方に、望むような人生を送るヒントが見つかる本をご紹介します。

期間:8/26~10/26