私たちの暮らしの中でとても身近な存在の「雑誌」。手に取りやすく、専門性の高いものから最新の生活に役立つ情報を教えてくれるものまで、その種類は様々です。そして「雑誌」は、図書館のなかでも少し特殊な資料です。図書館の中では「逐次刊行物」という専門用語で図書館における「雑誌」の定義があります。少し紹介すると、当館所蔵の『図書館用語集』(日本図書館用語委員会 2013)には、次のように記載されています。
“逐次刊行物のうち、多くは週刊から季刊程度の頻度で定期的に刊行され、通常は一定の誌名を掲げ、毎号逐次番号(巻・号数、逐次番号ともいう)をもち、一般的に複数の筆者による多数それぞれ独立した記事を各号に含み、かつ通常は仮綴じの冊子の形態で終期を予定せず発行される出版物をいう。”
確かに雑誌といえば「誌名」が決まっていて「刊行」が定期的にあって、記事を書く人が何人かいますね。ここに雑誌の魅力の秘密があるように思います。購読者を飽きさせない工夫を感じます。図書館でも「雑誌」は大人気です。ただ、図書館内にあるバックナンバーをみて頂く機会が少ないようにも思っていました。
そんな中※2024年3月1日より当館での、雑誌の最新号への予約受付日が変更になることが決定しました。これを機会に、もう一度「雑誌」ってなんだろう?と見つめなおしてみました。雑誌によって刊行頻度がちがうこと。それによって各雑誌の特色が引き出されていること。雑誌は最新号だけではなく、そのバックナンバーもとても魅力的なこと。そして図書館ではバックナンバーも貸出することができること。皆様にお伝えしたい雑誌の魅力をぎゅっと詰め込んだ特集となっております。どうぞ、お気軽にお立ち寄りください。。
特集期間:2024.01.26(金)~2024.03.27(水)
※「2024年3月1日より当館での、雑誌の最新号への予約受付日が変更になること」の詳細についてはコチラをご確認ください。
【重要】雑誌最新号の予約受付開始日が変わります。※令和6年3月1日(金)正午より | 市立米沢図書館 (library.yonezawa.yamagata.jp)