絵図展2展示期間 平成29年1月27日(金)~2月22日(水)
 初公開となる米沢城下絵図2点を展示しています。

一点は、享保5年(1727)の米沢城下屋敷割絵図で、城下の武士の名前が記されています。「豊秀」なる人物が描いた絵図で、昭和39年に市民から図書館に寄贈されました。御廟所や舘山城跡(城山)など、藩の公式絵図とは違った描き方が注目されます。 もう一点は享保12年(1727)頃の米沢城下絵図で、こちらは四方の余白部分に、南原や東原(花沢・山上)といった原方集落の屋敷割も描かれています。原方を描いた最も古い絵図で、約290年前に原方に住んでいた武士の名前がわかります。