9月1日(金)より、「第28回古典文学講座」で使用する資料の展示を行っています。古典文学講座チラシ

 

 9月6日(水)山本淳先生(米沢女子短期大学)の講座で使用する「枕草子春曙抄」は、江戸前期の歌人である北村季吟が書いた「枕草子」の注釈書です。

 

 9月13日(水)宮腰直人先生(山形大学)の講座で触れられる「童子百物かたり」は、米沢藩士の吉田糠山が、身近な人や知人から聞いた話を材料にして記した説話集です。

 

 9月27日(水)当館の石黒が読む「鶴城四時歌」は、藁科立沢が米沢・置賜の四季を詠んだ漢詩64首を選び、編集したもので、展示する資料は編者自筆本のとても貴重な資料です。

 

 

 古典文学講座も残席ありますので、ぜひこの機会に当館の資料を通して古典文学に触れてみませんか。

 

 

【展示期間】平成29年9月1日(金)~10月31日(火)

【展示場所】ナセBA 2階 郷土資料調査カウンター前 展示ケース

 

【展示リスト】

①「枕草子春曙抄」(興譲館本)  12巻12冊

②「童子百物かたり」(吉田家文書) 上巻 1冊

③「鶴城四時歌」(地域史料)       1冊