この夏は、終戦から78年。子どもたちに平和のバトンをしっかりと手渡したい、そう願う皆さんも多いにちがいありません。今回私たちは、平和への思いの元に長年読み継がれてきた絵本、そして近年出版された絵本をご紹介したいと思います。これらの絵本には、日々の暮らしを重ねる多くの国の人々、そして家族の姿が描かれています。戦争とは遥か遠い場所の悲惨さではなく、ごく普通の人々の悲しみに尽きることに、心を動かされます。
絵本で描かれ続けた平和への思いは、この夏私たちにもう一度受け継がれていくにちがいありません。そしてこの絵本を手に取るすべての子どもたちにとって、未来は今よりもっと幸せであって欲しい。そう願わずにはいられません。