ナセBA中二階先人顕彰コーナー(多目的展示室)では、5月26日より「米沢の火縄銃 その特色と訓練・命中率」を開催しています。

  

米沢に春の訪れを告げる上杉まつりで、武禘式や川中島合戦で火縄銃の轟音が響くことは、米沢の人達にとっては当たり前の風景となっています。しかし、こうした迫力のある発砲演武は、全国的には数少ない貴重な演武です。

米沢の発砲演武の特色は、30匁・20匁・10匁筒という大きい(口径が大きい・銃身が太い)火縄銃を用いた集団演武です。米沢にこうした特色のある鉄砲隊が伝承されたのは、米沢藩が綿々と鉄砲の開発・訓練に力を入れてきたことに由来します。

今回の先人顕彰コーナーの展示は、米沢の火縄銃の特色と、江戸時代の訓練の様子と当時の命中率を、火縄銃の実物と当館で所蔵する史料を用い紹介いたします。

  ぜひ、歴史ある米沢の火縄銃の展示をご覧ください。

  会期:2023年5月26日(金)~2023年7月26日(水)  休館日:6/6 , 6/22

 会場:ナセBA 中2階 先人顕彰コーナー(多目的展示室)