ナセBA中二階先人顕彰コーナー(多目的展示室)では、7月28日より「沖縄と米沢 -遠くとも、意外に深い様々な縁‐」を開催しています。

 沖縄県と米沢の交流は古く、明治14年米沢藩最後の藩主であった上杉茂憲が第2代沖縄県令に就任し沖縄の教育に尽力しました。その他にも、首里城の国宝指定に関わった建築学者の伊東忠太、民藝運動に参加し沖縄織物を研究した田中俊雄、沖縄料理研究家翁長君代 等など、米沢出身者と沖縄の関係は深いものがあります。

また、沖縄市の上原清善氏が米沢市出身の戦友の遺骨を収集し遺族に引き渡し、その後上原氏から米沢市の小学校にサトウキビや図書が贈られたことを契機に、小学生の相互交流や市議会議員の相互訪問など友好が深まり、平成6年に沖縄市と米沢市は姉妹都市提携をしました。

今回、琉球に植生していた草花・果実類を描いた「流虬百花譜」(市立米沢図書館蔵)の展示と共に、沖縄と米沢の様々な深い関係の一部を紹介します。

ぜひ、ご覧ください。

  期間:2023年7月28日(金)~9月27日(水)  休館日:8/24 , 9/5

 会場:ナセBA 中2階 先人顕彰コーナー(多目的展示室)