― サクッと読めてワクワク、そして感動 ―

 小説の一つのジャンルとして「短編小説」があります。特に定義は無いようですが、“長さが比較的短い小説”といえるのではないでしょうか。
手に取った時の本の薄さに背中を押され、すき間時間の中で読み始めても必ず完結を迎えることができる、或いは1冊の中で様々な物語を読むことができるなど、短くても十分に読書の満足感を味わえることが短編小説の魅力だと思います。
昔の文豪達もたくさんの短編小説を書いています。それらはとても有名な作品ばかりです。今回の特集では、その文豪の作品をはじめ、ひとつのテーマの下に集められた作品集(アンソロジー)、またはひとりの作家の短編が集められたものや、短編が選考対象となる芥川賞作品、海外作品、そして究極の短編小説、超ショートショート作品など様々な短編小説を集めています。
短編小説は忙しい時間の中での読書にオススメです。いくつもの小さな感動と大きな達成感を是非お楽しみください!